お電話でのご相談はこちらTEL.042-851-8241
初診相談について 初診相談予約

当院の治療方針

矯正歯科治療と聞くと、多くの方が「治療期間が長い」「装置が目立つ」「痛い」といった印象を持たれているのではないでしょうか。

当院では、治療中の「見た目」「期間」「痛み」に配慮した矯正治療に力を入れています。

01見た目

当院では、矯正治療中もなるべく快適に過ごしていただけるよう審美的な方法で治療を行なっています。

代表的な矯正装置として表側ワイヤー矯正装置がありますが、様々な形や素材、機能のものがメーカーにより製造されております。

当院で主に使用している矯正装置(ブラケット)は優れた審美性をもつセラミック製の装置を使用しております。また、ホワイトワイヤーを組み合わせることで以前よりも審美的に治療を行うことが可能になりました。

ブラケットとワイヤーの結紮が不要なタイプなので飲食物によるゴムの変色がなく、プラークもつきにくいといった利点があります。

より目立たない矯正装置として舌側矯正装置マウスピース型矯正装置も取り扱っています。部分矯正についても、適用可能で舌側矯正装置やマウスピース型矯正装置での治療が可能です。

また、矯正治療で抜歯した部分の隙間が気になる方は、仮歯をつけながら治療することで、より目立ちにくくすることが可能です。また、歯が欠けて形が悪くなってしまっている歯については、簡単な修復であれば当院で行なっております。

その他、見た目について色々対応できることもあるので気になることがあればご相談ください。

使用例

ハーフリンガルで治療中の患者さん、上顎第一小臼歯抜歯部位に仮歯を装着した状態で歯を動かしています。

02期間

当院で最も力を入れているのが、矯正治療期間を短くすることです。個人に合わせて使用する装置や毎回の診療内容について最適化しています。

使用装置について

矯正力を歯に伝達するブラケットはセルフライゲーションブラケットを使用しています。
シャッター機構の蓋でワイヤーを固定するため、従来型の装置(ゴムなどでワイヤーを固定する タイプ)と比較して、摩擦が極めて少ない利点があります。そのため、歯の移動を妨げず効率的な歯の移動が可能です。

同一ワイヤーを使用した際、装置のタイプによる摩擦力の違い
(セルフライゲーション vs ゴム結紮)

口腔外科医との連携

抜歯など外傷直後は骨代謝が促進され、歯の移動速度が速くなる期間があることが知られています(※1局所治癒促進現象:RAP)。一般的に骨が治癒するまで概ね6ヶ月程度です。
その期間を最大限利用するため、口腔外科医と連携し、抜歯直後から歯の移動が可能です。

※1 Fleming PS, et al., 2015
抜歯直後から歯の移動を開始
抜歯2カ月後の変化

※歯の移動には個人差があります。

装置の装着方法

口腔内で正確に装置を位置付けることが困難な場合があり、ブラケットの位置が適切でない場合、装置の付け直しやワイヤーの調整でコントロールをすることになります。そのため仕上げの段階で、なかなか装置が外せないといったことがあります。

当院では、調整期間がなるべく少なくなるよう、口腔内3Dスキャンデータからプリントした模型を用いて、正確な位置付けを行ったものを技工所で作製していただき、お口の中へ装着しています。治療期間の短縮、治療結果の向上につながります。

03痛みについて

矯正治療中の痛みについて心配な方は多いと思います。
痛みの種類は様々なものがあり、大きく分けると

  1. 歯が動く際に生じる痛み
  2. 食べ物をかむ時に生じる痛み
  3. 装置が当たって生じる痛み
  4. 汚れから生じる炎症による痛み

があります。原因によりそれぞれ対応が異なります。

1. 歯が動く際に生じる痛み

調整日から2~3日程度が最も痛みを感じやすく、さらに強い矯正力であった場合は痛みが増大します。当院ではなるべく弱い力を用いて、効率的に歯を動かすことで治療中の痛みを軽減するよう努めています。

  • セルフライゲーションブラケットの使用
  • 特に治療初期では持続的で強すぎない矯正力を発揮するサーモナイタイを使用
柔らかいワイヤー

2. 食べ物をかむときの痛み

装置を付けた後は食事に気をつけていただく必要があります。
歯が痛いときにおすすめの柔らかいたべもの、装置に挟まって食べにくいもの、装置を壊しやすい食べ物などを参考としてお渡ししています。

3. 装置が当たって生じる痛み

特に治療初期の段階で、頬粘膜や唇の内側に刺激が加わり口内炎など痛みが生じることがあります。
そのため装置装着時にワックスをお渡しして、痛みがある場合の応急的な対応についてご説明しております。また、痛みを感じやすい方には固定式の保護材を使用する場合もあります。

4. 汚れによる炎症によって生じる痛みについて

装置回りは汚れ(食べ残し、細菌の塊:プラーク)が溜まると、周囲組織に炎症を引き起こします。炎症状態の歯周組織は出血や疼痛を生じやすい環境で、矯正治療の妨げになります。 当院では、装置装着時に矯正治療中に磨きやすい歯ブラシセットをお渡ししております。 また、歯磨きの方法について参考資料をみながら一緒に練習していただいております。

無料初診相談

First Counseling

当院では初診相談を無料で⾏っております。
⻭列矯正治療に興味のある⽅は、お気軽にご利⽤ください。まだ、治療を始めるかどうか決めていない⽅でも不安や疑問をご相談ください。

詳しくはこちら